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紗鬼は人々の声を聞き、気になる言葉を聞いた。
「第1王女と王の病気…か。」
ふーん。と思いながら紗鬼は人知れず城に向かう。
………
「どうぞこちらへ…。」
城門前に着くと、門番に槍を向けられるが、アリシアが伝えていたからか、すぐに中に入れてくれた。
「…どうにもキナ臭いな。」
紗鬼は客間に連れてこられたが、道中に見た飯使い達を見て活気が無かったのを見抜くが、王達のこととは思わなかった。…それよりも紗鬼を見て可愛そうな目線を向けていたのを見抜く。
「…嘘を教えている…か…。…ありがちなのは魔族に裏で支配されている…か?」
コンコン。
紗鬼が考えていると、ドアをノックされる。
「準備が出来ました。此方へどうぞ。」
………
メイドに連れられ、王座の間と思われる場所の前に来た。
「…では。」
メイドは一礼するとその場を後にする。
「…さて、行きますかな…。」
ガチャッ…ヒュンヒュン!!ズドドドドド!!
…中に入った紗鬼を火、水、雷、光、闇の色をした大量の槍が紗鬼を貫いた…。
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