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「お疲れアイン」
「もう睦でいいよ」
「じょーだんだよ」
「葎って本当に大人?」
「睦って本当に子供?」
ミッションを終えて家(アジト)へ帰ってきた俺と葎は着替えや片付けをしながら会話をする。
「風呂入ってくるわ」
「ん~」
葎は大人だけど低レベル。
だけど何を考えているかわからない。
不思議な奴だ。
風呂から出ると、葎に呼ばれた。
「睦~」
「何?」
「マスターから依頼来たから代われって」
「分かった」
急いで着替えて葎から電話を受けとる。
「はい。代わりました。」
『あぁ。今夜、私の所へきてくれ』
「………はい。分かりました」
「ミッション?」
「ん~…ある種のミッション?」
「あー、アレか」
「アレだ」
「最悪だな」
「明日1日寝る」
「OK~」
あーあ。
アレに今夜付き合うのか。
やだー
行きたくなーい
でもなー
逆らうとなー
逆効果であっちが興奮すんだよなー
面倒くさ
などと思いながら片付けの続きを終えて銃の整備にかかる。
銃弾もらってこよ。
ちょっと少ない。
なんて事を考えていた。
上着の裏に銃を2丁隠してナイフをポケットに入れてアジトを出た。
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