第1章

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「嫌!もうっ!!私って醜い!!!」 鏡を見ながら私はいつもそう思うのだった。 顎の形と髪型で、小さな子にオカマと間違えられた事があった。 その事でヤケを起こした私は、その子の悪口を上司に言ってしまい、 上司はそんな私に激しく反論した。 大人気ないぞと。 そんな事があってその上司とはぎくしゃくしたが、 「この醜さは、やっぱ自分で変えられる。あの日の子供も私を見て美人だと言ってくれる」 今日の私はそう思えるようになったのだった。
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