宝物

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『要って、視力悪かったでしょ?これ、私からのプレゼント。』 そう言って、君は眼鏡を僕にくれたんだ。 そういえば、いつだっけ?思い出せない。 確かに僕は一緒に店に行った。 『…思い出せない…ー。美和…ー?』 美和は、僕の大切な彼女だ。 一年後には結婚をする予定で、学生の頃から付き合っている。 あれ?美和が買ってくれた眼鏡もない…ー。
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