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差し込んだ日差しが眩しくて、咄嗟に目を閉じる僕。
再び、部屋の中に戻れば美和がいた。
『…要…っ…。なん…で…?…要…っ!』
美和の大きな瞳から流れるたくさんの涙。
ねえ?僕はここにいるのに…ー。
美和…?
『美和…ー。』
そっと、彼女に手を差し出した。
…どう…し…て…?
必死に美和を抱き締めようとするのに…ー。
『…眼鏡なんて、どうでも良かったのに…っ!要が…いな…きよ…なん…の…も…ない…じゃ…っ!』
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