宝物
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やっと、見つけた。 僕の大事な宝物…ー。 『…美和…ー。ありがとう…。』 ずっと気になってた。あの眼鏡の行方が。 良かった…ー。これで僕は、空へ飛んでいける。 『美和…。大事にしてくれてありがとう。』 僕の大事な眼鏡は愛しい彼女の胸の中。 消えかかる腕に強く彼女を抱き締めた。 【完】
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