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奏君も『湊…いい子してたか?』と聞く姿がパパなんだなぁって思った。
輝と私も皆さんに『お邪魔します』と言った。
でも、1人の組員さんによってこの場の雰囲気が変わった。
組長の耳元で呟き、出て行った後で組長さんは言った。
「輝君の部屋と蓮君の部屋の間取りは同じだよな?」
「はい。」
「頼みがある。子供達と嫁、孫達をしばらく預かってほしい。」
「ハッ?親父、わかるように言えよ。」
「麻由の親戚が、麻由を探し始めたようだ」
「その会社が東城のライバル会社と手を組むようだが…麻由が東城側にいる事で、使おうとしておるようだ。
そうしない為に、麻由並びに隠すからだ。
雫も彩も学校は休め。蓮は陸じいじの実家にいろ。
ダメか?」
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