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「麻衣さんは、兄弟達ができれば、しばらくそっちにかかりきりになってしまうから、俺らに若もお嬢も懐いてくれたんですよ。」 マックにつき食べながら教えてもらった。 「ずっと何かあれば組員達と寝ていたよね。パパもママもそのたびに兄弟が増えた気がするし。」 「そうす…翔さんも涼さんも、泊まりになると機嫌よかったス」 意外な事実が分かった。 その時『あれっ美緒?』って聞こえて振り返ったら親友の幸と渉がいた。 「美緒どうしたの?珍しいね」 「どうもこんにちは…」 渉は組員さんを見ていた。
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