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「東城さん、突然すみません。実は、息子の好きな子が分かったんですよ。 秘書に聞いた話では、葵に好きな子がいて、極道の娘だと…しかも1つ年齢が下で、雫と言うんだと。 でも話さないから分からない。俺は女嫌いで言ってるから婚約しない限り、女にまとわりつかれるのが、嫌だと…。 私が、この話をしたら、息子が喜びまして…」 と、藤堂社長が言った。 じゃあ…雫ちゃんと彼は、両思いじゃねぇか… 「突然、2人にするから驚きましたよ」 と親父が言った。 「輝君も会社を?」 「いいえ、学校の方を…」 「息子も、そちらに入れればよかったかな?」
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