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病室には、雫ちゃんから入って行った。
「あら?雫、今日は大勢ね。」
「ひいばぁちゃん、紹介したい人がいて…」
「紹介?」
「うん。こちらは私の彼の藤堂葵さんとご両親なの?」
「龍…雫の彼だって。」
「はじめまして、ひい祖父母の龍真と奈緒です。雫をおねがいします。」
「はじめまして、藤堂葵です。雫とお付き合いさせていただいてます。」
「葵の親です。慎といいます。妻の薫です。」
「旬さん達は、付き添ってくれたのでしょう。ありがとね。陸から聞いたのよ。お世話をおかけして…」
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