最終章

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理事長室にいると隣の部屋から5人が入って来た。 「美緒ちゃん、明日の検診、輝兄も一緒に行くって?」 「うーん、まだはっきりとは聞いてなくて… ここの鍵の事もあるし―…」 「それなら、俺か愛斗に預ければいいんじゃねぇ…」 「検診が終るまで…」 雫ちゃんや蓮君や愛斗君が言ってくれる。 「輝が戻ったら聞いてー…」 ここまで言いかけるとガチャっとドアが開き輝が戻ってきた。 「お前等どうしたんだ?」 「輝兄に話しあって…」 「明日、葵も雫も検診で俺ら3人じゃん。 それに、美緒ちゃんもだろ? 検診に輝兄も行って来ていいよ。ここの鍵俺らに渡して…」
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