最終章

11/20
前へ
/35ページ
次へ
「お腹囲が、上のこの時より小さいと… だから不安がっていまして…」 産科医師は 「お腹の赤ちゃんは元気に育ってますよ。 腹囲などは、個人差がありますし……心音もしっかりしてますので―…」 「そうなんですか?」 「そうですね。気になれば毎回、聞いて下さいね。」 産科の先生が言ってくれた。 診察室から出てくると、診察を終えた葵と雫ちゃんが待っていた。 「美緒ちゃん「輝兄」」 「2人とも待たせたな。 俺は、学校に行くから、美緒を頼む。葵。」 「了解。」 「夜は、うちで食べような。」 俺は病院を後にし学校に行くと蓮や泰まで不安そうな顔をしている。蓮と雫ちゃんは双子なんだと改めて思う。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加