第30話旦那様を好きです。愛してます。

最終章

笑ってるのに目が笑ってないんだもん。

だから――――

萌ちゃん自体の笑顔に･･････

蓮兄さんの事もあって、家での事も･･････

「早く―決めて、葵君、買い物行こう。
しーは“ハル”見ててね」

「うん。私、すき焼きがいい！」

「「･･････」」

葵君も、萌ちゃんも黙ってしまった。

だから、私は雫ちゃんの意見を選び

「萌ちゃん、食材はすき焼きでお願いね。」

お金を財布から取り出して渡した。

「じゃあ、いってきます」

萌ちゃんと葵君は出かけて行った。