最終章

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「結局、私が食べたい物になってしまった―・・・」 「いいんじゃない? 私達って妊婦だしね。雫ちゃん」 にっこりと微笑んだ。 「家にある野菜も切っておくから、未来も見ててね」 「はーい」 キッチンに向かう。 今夜は楽しくなりそうだな…… 泰君が来るなら、萌ちゃんも… 打ち解けられたら、家にだって帰れるようになるかな? 夕食の準備に取り掛かり、買ってきた食品は、萌ちゃんに頼んで少し休まさせてもらった。
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