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「親父、夕方に来たばかりだからな。」
「そうか…名前は…決まったか?」
「候補が、2つある。」
お義父さんは、抱っこしながら、候補の用紙を見てる。
「俺は、遥かな…後継者だし、イメージ的に…」
「ねぇ、蓮、お義父さんが、選んだ名前にしない?
蓮の後を、受け継いでいく子だもん。」
「萌、いいのか?」
「うん。響きもいいんじゃん。」
「君は、【遥】らしいぞ!名前が、決まって良かったな。」
抱っこした孫に、微笑んで話す親父。
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