第3章 入学式

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これまで、何度、手術したかわかんない。 胸の傷跡が残っている。 私の命を繋ぐ手術。 「だから、俊、娘が発作を起こさないように頼む」 「あぁ、全力でサポートする。 だから、任せろ…大樹、伊織…」 こんな話を聞いても彼は驚かないとは―――知っているのかも知れない…
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