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目が覚めたら、病院のベッドだった。
「由憂?由憂・・・?!」
お母さんと佳代の顔が心配そうに覗きこんでる。
「私・・・?」
ぼやっとした脳裏の中で、そういえば自分は倒れたんだと思い出す。
「しばらく入院だから・・・」
お母さんはそう言って、身の回りの物を家に取りに行くと外に出た。
「佳代・・・ごめん。」
「由憂・・・ゆっくり休み!あんたいっつも頑張りすぎるねん。」
「ごめんね・・・」
「謝るなよ~~!」
心なしか佳代が泣いてるように見えた。
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