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「さ、一緒に飲もう。今日はもうどこにも行かないからね」
亨さんからグラスを渡され、シャンパンの泡を見つめた。
「じゃ、和花とオレの時間に・・・・乾杯!」
グラスが合わさり、心地良い音を奏でる。
少しナッツの香りがする。
そしてパチパチした泡が口内に広がった。
「こっちにおいで」
亨さんの甘い声に誘われるように、無条件に身体を預ける。
「さっきはヤキモチ?和花は本当に可愛いな」
亨さんの指が私の顎を持ち上げると、唇に甘いキスが落とされた。
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