事故

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どのくらいの時間が経ったのか分からない。 でも、身体は長時間経過した事を憶えている。 「和花、どうしたの?今日は積極的だけど」 亨さんの声が私の背中から聞こえる。 「もっと・・・もっと亨さんが欲しい・・・」 亨さんはリズムでそれに応えてくれる。 「そんな事、言われたらもう止められないよ・・・」 耳元で囁かれれば、その声に反応し、光が弾ける。 仰け反る背に亨さんの唇が当てられれば、そこから熱を発し、私を焦していく。 声にならない声が口から零れ、亨さんは更に攻め立ててくる。
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