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何度も、何度も情を交わし、キスを交わし・・・・。
愛の言葉はなくとも、愛を感じるこの行為。
賢二とは得られない快楽と快感。
亨さんは私の身体を自在に操り、私の欲しい所に欲しいものをくれる。
力尽きても、熱は冷めない。
身体の底から湧き上がる欲に身を任せれば、今まで見た事のない景色が広がり始めた。
「和花、大丈夫?」
ベッドの傍らに横になる亨さんが私の顔を覗き込んできた。
「だ、だいじょうぶ・・・だと思う」
でも、今は身体に力が入らない。
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