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「夕飯はルームサービスにしようね」
亨さんはベッドから降り、リビングへと向かって行った。
身体を隠すようにシーツを巻き付け、何とか身体を起こす。
汗ばんだ肌からは亨さんの香りがする気がした。
何度も交わり、愛を身体で語り合った。
力尽きているはずなのに、今までの行為を思い出せば、潤いをもたらせる。
情愛に溺れている。
そう、自分でも分かっている。
身体が亨さんを求める。
そして、心も亨さんを求めている。
そんな事を考えながら、何とか立ち上がりバスルームに足を運んだ。
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