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亨さんは私を『女の子』の様に扱ってくれる。
主婦の『私』じゃなく、女の子の『和花』として。
賢二が女の人とタクシーで消えたあの日も。
朝まで一緒に居てくれた。
おしゃれなイタリアンレストランで食事をして二人でワインを1本空けた。
そして初めて行ったラブホテル。
回転するベッドはなかったけど、色とりどりのコンドームには驚いた。
大きなジャグジーで身体を洗いあい、大きなベッドで重なり合った。
素敵な一夜。
亨さんを想えば、身体が反応する。
すぐに会いたい。
そう思ってしまう。
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