第1章

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
「綺麗な星空だな…」 私、奈垣そら(ながきそら)は空が大好き 朝の空も昼も夜も。 寝る前には部屋の窓からいつも空を見る そして今日も空を見ていた 「あ、流れ星…!」 私はとっさに願い事をした 素敵な恋に出会えることを。 キーンコーンカーンコーン 教室はいつも通りにぎやかだった 「あ、そらおはよう!!!」 朝から元気な私の親友、吉川楓ちゃん。 「そらかぁ…おはよぉ…」 少し眠そうでいつものんびりしている もう一人の親友、樫野エリナちゃん 「二人ともおはよぉ」 「そら!ビックニュース!!このクラスに転校生くるらしいぜ」 楓ちゃんが嬉しそうな顔で言ってきた 楓ちゃんはいつも男の子のようなしゃべり方をする 女の子らしくすればすごくモテると思うのになぁ 顔はモデルさんみたいなのに… 「しかも、男子らしいよ…ねむ…」 エリナちゃん、髪ぼさぼさだよ… 自分のバックからくしを取り出しエリナちゃんの 髪をときながら、話を聞くことにした エリナちゃんハーフだから髪色もきれいだな なんて思いながら。 「もうすぐ担任来る時間だー、最悪…。」 「そろそろ座っておこっか」 しばらくすると先生が入ってきた おはようございますとあいさつを済まると先生が話し始めた 「ではまず、転校生を紹介する。入ってこい。」 「こんにちは森永憐(もりなが れん)です」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!