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「もう、やめにしない?お互いに疲れるだけだからさ」
疲れるのは私だけ。貴方は好き勝手に遊び回ってるのを、知っていた。
本当の意味を隠した言葉は優しさなんかじゃない。甘やかにハッキリとしない、そのくせ私に選択肢の無い選択を突き付ける。
酷いくらいに残酷な言葉。
「私、ずっと待てるよ。いつまでも待ってる、全然平気」
だからまた私は、選択しない事を選んだつもりだった。
笑顔で取り繕って、また引き延ばすつもりだった。
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