第1章

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暁光のディーンドライブ 《世界観》 遠い未来。 現在の世界が一度滅んだあと、再構築された世界が舞台。なので、半壊した東京タワーや、子供たちの遊び場となっている、歴史的建造物などが存在。現代人は、日本のことを「トリニシア」と呼んでいる。 この世界では、地球全体が白く薄い膜で覆われており、現代の人々にとっては、それがごく当たり前の存在となっている。空を覆う膜のせいで飛行機などは上空を飛べず、この世界では航空系の技術が発達していない。なので、空の向こう「宇宙」の存在などは、架空のものとされている。 ある日、人々にとっては当たり前の存在となっていた、空を覆う白く薄い膜、それが破られる事件が起こった。その裂け目から進入し、地球を襲った、地球外生命体「ガリオン」。この事件を人々は「空が割れた日」と呼び、この日を境に、人類と地球外生命体「ガリオン」との戦いが始まったのである。 ・トリニシア 小さな島国。 半壊状態の東京タワーや、子供の遊び場となっている歴史的建造物などが存在。 ・ディーンドライブ トリニシアの古代遺跡より発掘された、巨大人型機動兵器。また、それを元にして現代で作られたもの。大きさは平均して、8?10mほど。人類が「ガリオン」に対抗するために用意された人型兵器である。「ディーンドライブ」という名前の由来は、遺跡より発掘された人型兵器の電子回路に、そう刻まれていたからである。 ・アストロノーツ ディーンドライブに搭乗する操縦士(パイロット)のこと。 古代語で「空の果てを見る者」という意味。これもまた、発掘された人型兵器の電子回路に刻まれていた。 ・ケーバライト 地球外生命体「ガリオン」の体内で生成される結晶体。これを手に入れた人類によって解明され、莫大なエネルギーを生み出すことが分かった。 ・軍事企業サイクス 島国トリニシアに設置された、ガリオン襲来対策本部。人型兵器ディーンドライブと、そのパイロット「アストロノーツ」を複数所持。 《キャラクター》 ・アスナ(主人公の少女) 本名アスナ・セオ、中学二年生の14歳。
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