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「今から君たちには…十五分以内に最もいらないと思う人に投票して殺してもらう」
健司は次のゲームを言った。だが、もうみんなは驚かない。覚悟をしていたからだ。
「やるしか…ないな」
「そうだね…」
自分が生きるため…勝つために…ここに集められた人々はゲームに参加する。
「やはり覚悟を決めたか。じゃあルールを説明しよう。十五分の時間を設ける。その間に誰に投票するかを決めろ。そして、十五分たったら俺が合図をするから、それが聞こえたら投票する人に指を向けろ。最も多く票を集めた者が殺され、それ以外は殺す。殺す時間は十分とする。それ以内に殺せなかったら全員殺す。ただ、最も多く票を集めた者は反撃してもいい。投票までの十五分間は殺しを禁じる。以上だ」
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