運 命

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    か、可愛い!!   ――あの瞬間、これは運命  だと思った。俺は自己紹介も  忘れて、七海に釘漬けになり、  母さんにど突かれるまで我に  返ることができなかった。   思えば、出逢った時から俺  はおかしくなっていたんだと  思う。   それから二年が経ち、七海  が中学生になったのをきっか  けに、俺達の親は結婚した。
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