第1章

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まだ、早朝6時に、県警に110番の通報が、入ったのは、第1発見者が、女性がみつけてから、5分後の事であった。特命係長片桐は、発見現場に、その10分後に到着していた。辺りを見回す。防犯カメラの無い普通の市道だ。片桐〔この事件。手こずるな・・。〕直勘的に、悟る。被害者の物と、思われる所持品は、辺りに散乱していた。金は、釣り銭を残して、無くなり、カードは手付かずであった。特命係長片桐は、すぐさま、その日の内に、捜査員100名の捜査本部を立ち上げる。片桐〔いいか?この事件。流しの犯行と、仕事の交友関係者の怨恨の線で、しらみ潰しに、聞き込みに当たってくれ。〕捜査員A〔流しの犯行だと、すると、現場近くまで、尾行されていた可能性もあると・・?〕片桐〔そうだ。現場近くの防犯カメラは、殺害時間帯の映像記録画像を集めて来てくれ。〕捜査員B〔会社関係の怨恨の場合、最近トラブルが無かったかですね?〕片桐〔可能性は、無いとは言えない。我々は、真実を調べる事が仕事だ。当たって見てくれ。〕
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