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「事務所全体で二人を応援したいね」
コクリと頷き社長は二人に視線を戻した。
「そうですね」
社長の視線を追うかのようにして元也も二人を見た。
「大好きだよ～」
土萌が秀治にギュッと抱きつく。
「俺も！」
秀治がそれを受け止める。
「コラコラ。
みんなが見てるぞ？」
またもや事務所にいる方々の注目を浴びる二人。
でもみな嫌そうな顔はしていない。
「幸せ全開って感じだね」
完全にバカップル状態になっている二人を見て社長は呟く。
「幸せだよ！
ね？」
社長の呟きが聞こえた土萌は秀治にふる。
「うん！
サイコーに幸せだ！」
土萌の頭を撫でながら秀治は答える。
……――
これから先の事なんてわからない。
いつゴシップネタにされるかもわからない。
そんな二人の恋だからこそ、みんながバックアップしてくれてる。
日々の幸せを願いながら二人は未来へと前進していく。
未来を切り開いていくのは自分自身なのだから……。
……――
fin
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