~訪れた時~

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私が見つめていたのは一歩一歩確実に死に近づいていく祖母の顔ではなく、 心電図の数値だった。 その数値は上がり下がりを繰り返し、 とても不安定だった。 しかし、 それを見つめる私の心は真逆に安定していた。 自分でも気味が悪くなる程に…
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