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まるで無限の時間にいるような空間に包まれて眠りについたり覚醒したりを繰り返していた…
変化はきた…
いきなり全身を締めつけるような苦しみを感じた…
どのくらいそれが続いただろう…
その苦しみから解放された途端に酸欠の苦しみが襲ってきた…
しばらくは感じなかったが呼吸をしなければ!
呼吸をしなければ死んでしまう!
呼吸は無意識でもするものだと思っていたし、深呼吸以外で横隔膜に指令を送ったことはない…
呼吸をしなければ!
初めて生きようとした瞬間だった…
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