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序
「生きるってのはさ、
死の崖に向かって
前も見えずに歩き続けることだと思ってた。
でもそうじゃあなかったんだよな。
そうじゃなかったっつーか、
それだけじゃあなかったっつーか……。
とにかく、まあここまでの道のりで、
何度も何度も死んじまいたいって思ったけどさ、
今は生きてて良かったって心から思うよ。
だからさ、俺は皆に言いたい。
何があっても希望を捨てちゃあ駄目だ。
みっともなくたっていい、
精一杯生きるってことが大事なんだ、ってね」
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