第1章

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「……ありがとうございました! なんだか『何であんなに悩んでたのかな?』って位 スッキリしました。」 「そりゃ良かった。 さて、そろそろ『下校時間』ですから 早くお帰りなさいな。」 「はい!先輩。 さようなら。」 数分後、 校庭を『軽い』足取りで帰る 『相談者』を見送り教室を出る。 向かう先は『カウンセリング室』。 進学校であるうちの学校では、 地域に先駆けて設置された 「心のケアの為の部屋」である。 … …… ……… ………… …あくまでも『表向きは』だが。
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