第5章【追う会長、逃げる莉久】

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先生は俺を空き教室に無理やり連れ込み、押し倒した。 「先生、離して.....!!」 「無理だな。お前は俺のだからな」 「俺は先生のものになった覚えはありません!!」 「うるせぇなぁ、お前はグチグチ言わずに俺の言うことおを聞いてればいいんだよ!!」 そう言って、先生は俺の腕を両腕で強く握られて動かすことができない....。 なんで俺がこんな目に!! 「離せよ!腕が痛いよ.....」 涙が出てきた。クソ、コイツの前だけは絶対に泣きたくなかったのに.....。 「なんだ。泣いてるのか?可愛いじゃねぇか」 そう言って、横山は俺の涙を舐めた。 「舐めんじゃねぇよ!気持ち悪いんだよ」 「なんだ。いつになく犯行な態度じゃねか」 「当たり前だよ。俺は男に襲われて喜ぶ奴らと一緒にするな!」 「莉久ぅ、お前。俺が怖いのかぁ?震えてるぜ??」 当たり前じゃねえか、怖くてたまらないよ....!!もう、嫌だ...。 そう思い。俺と横山の唇が触れた瞬間、教室の扉が開いて横山を俺から誰かが引き離した。 誰だ?その瞬間、俺の意識は途切れた......。
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