第1章

2/16
前へ
/16ページ
次へ
「くっツバサ!隠れろ!」 「なんでいつも隠れるのさ!」 「あいつらや悪い奴らをやっつけるため そして村のみんなを守るためにに今までやってきたんじゃん!」 確かにみんなを守るためそして悪いやつを倒すために鍛練してきた 俺たち二人は剣技を磨いている ゴブリンが弱いと決めつけてるやつもいるがそれは鍛練をしようとしないからだ 今まで二人で村長に剣技を習いながらただただ修練してきた 上級モンスターとかならまだしもそこら辺のゴブリンに負ける気はしない ただし今回は相手が多すぎる ツバサの存在は何としてでも隠さないといけないのだ それがツバサを育てると決めた時に村のみんなで決めたことだ 「ツバサ!分かってるだろ!」 「僕の身体がみんなと違うから?」 「そうだ!」 奴らをツバサに絶対に会わせるわけにはいかない ツバサの存在は奴らにとって宿敵なのだ もし見つかればすぐさま討伐隊が編成されて俺たちはツバサを匿った罪で皆殺しにされるだろう 俺たちならいい ただ俺たちとは全く関係のないツバサを巻き込むわけにはいかない 「ゲゲゲ」 「早く出てこいホワイトども!」 村長がゴブリン部隊長の前へ 「こんな大勢で今回はどういったご用件でしょうか…」 「人数がいる」 「もうこれ以上は村のみんなを連れて行かれるわけにはまいりません」 「俺たちに逆らうっていうのか!!」 「俺たちならまだいい、キング様のご命令に 逆らうっていうのはどういうことかわかってるのかグゲゲゲゲ!!!」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加