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もう逆レイプしようかと思っちゃったよ。
でもあんまり大和の想像と懸け離れた行動をすると幻滅されかねないから、情に訴える事にした。
「私は抱く価値もない?」と悲しそうな顔で私は聞いた。
大和は必死に否定していたけど攻撃の手は緩めない。
「大和の好みの身体じゃない?もっと胸が大きい方がよかった?…ごめんね、どうしようも出来ないって分かってるんだけどやっぱり悲しいな」
実際は悲しいより悔しいだけどね。
その悔しさから涙が零れない程度に泣く事ができた。
そこまで言ってようやく手を出してきたって訳なんだ。
大和はそうだな、ねちっこいかな。
焦らしプレイかと思えるくらいなかなかイかせてくれないし、もう無理って言ってるのにまだ足りねぇとか言って腰運動を再開してくる。
大和ってどんだけ体力バカなんだろうね?
さあ、ラスボスだよ。
日向は手強い、まず2人っきりの時間を作り出せない。
あの王子様フェイスのおかげで女の子がいつも寄ってきて、優等生で優しい日向はいちいちその相手をしてあげる。
近寄ろうにもなかなか近寄れなかった。
昼間は同じクラスの空雅や大和、それから築茂と一緒にいる事が多くて、今までも2人っきりになった事はなかった。
それに私も、結構忙しいんだよね。
お昼の休み時間は築茂か玲央とどこかに籠っている事が多いし、放課後は空雅か大和とナニかしてる事が多い。
休みの日も大抵誰かと一緒にいるし。
そこに日向へモーションかける時間を作り出すのは大変。
少し面倒くさくなったから、直球勝負仕掛ける事にした。
ある日、学級委員長として教室に1人残って作業をしてる日向に声をかけた。
「何か手伝う事はない?」まあ思った通り、大丈夫だよありがとうと返ってきたけどそれくらいでは私も諦めない。
「学級委員長も大変だね。私でも何かの役に立つのならお手伝いしたい。でも本当は日向の支えになれたらと思うの」
日向はポカンとしてたよ。
私がそんな事言うとは思ってなかったんだろうね。
それはどう言う意味なのかと聞かれたから「みんなが頼りにする日向にも誰か1人ぐらい、頼る相手がいてもいいんじゃない?それに私がなれたら嬉しい」それを聞いた日向は少し考えてから笑って「じゃあお願い」と言った。
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