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家に到着してそのまま部屋に上がると光はオレの部屋にて寛いでいた。
両親が共働きだからこんなことは日常茶飯事。花恋は因みに今日はバンドの練習。
敦志『花恋も気が利かねぇよな?オレが来るまで話し相手にでもなってくれりゃいいのによ』
光『まぁまぁ。あれ? つーか零は一緒じゃなかったのか?』
敦志『今日はおじさんが早く帰ってくるから家にいなきゃいけないんだってさ』
光『零の親ってなにやってんだっけ?』
敦志『敏腕弁護士と専業主婦』
零ちゃんとは小さい頃からの付き合い。親の職業だってちゃんと分かってる。
光『隼也は?』
敦志『部活終わってから来るって。あわよくば優奈も一緒に』
光『優奈も?野郎だけだけど来るのか?』
確かに。普段一緒にいるわけだけど、さすがに男ばっかだったら来づらい気はよく分かる。
現にオレも同じ立場だったらオレも嫌だし。
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