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朝起きると綺麗なベッドの上で寝ていた
「ここは…」
「黒魔女を助け、暗黒魔道師と戦って…」
昨日の出来事が走馬灯のように甦る
「そうだ!」
「黒魔女…マ-ニャは無事だっただろうか!?」
「ツバサは…?」
「バ-ジェットは…?」
いてもたってもいられず横に置いてあった服に着替え
大急ぎで奥の扉を開き大広間らしき扉に入る
「マーニャ!」
その目の前の風景を見ると全員揃ってお食事中だったようだ
マ-ニャ、ツバサ、バ-ジェットが無事なのを確認して安堵する
しかし自分のこの状況を再確認すると固まってしまった
「騒がしい人ですね…」
そう大人びた声に誘われ
その女性を見ると
妖艶な美女がそこにいた
「ワタル…」
ミネアか
「この方は我がリーダ-フロ―ラル様だ」
なるほどと納得し粗相がないよう俺は挨拶した
「挨拶が遅れました」
「俺はホワイトゴブリンの…」
「ワタルですよね?」
「聞きましたよ…」
マーニャやミネアは俺の名前知らないはずだし、
さてはツバサかバージェットが教えたな?と勘ぐっている最中
意外な言葉が返ってきた
「村長から」
村長…ばかな…
村長は殺されたはずだ
それをどうやって…
固まっている俺を見かねてミネアが言った
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