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「村長のメッセージは何と!?」
ミネアが困った表情でフロ-ラルに助けを求める
「時間がなかったので、ほとんどメッセージはありませんでしたよ」
「バルクスに襲われて自分の命は短いだろうと…」
「そして私の大事な息子のワタルとツバサがそちらへ向かうだろうから
助けて欲しい導いてやってくれとのこと」
「そして最後に…」
「最後に!?」
ワタルとツバサが食い入るようにフローラルに問いただした
フロ-ラルは涙を流しながらこう答えた
「愛していると伝えてほしいと…ウッウッ」
「うっ…うっ…うぉおおおおおおおお!!」
ワタルとツバサは泣きながらその場にへたりこんだ
バ-ジェットやミネア、マ-ニャ、白魔女含めみんな泣いていた
「そんな…なんで…なんで!?」
ワタルが泣き叫んでいる
「そんな言葉…ずるいよ村長…」
ツバサが言った
それからしばらくしてみんなに慰められながら
ワタルとツバサは自分の部屋へと帰っていった
ワタルとツバサやみんなが帰ったのを確かめ、
フローラルは独り言のように言った
「ワタルやツバサたちにお前の名前を
打ち明けてなかったみたいだから言わなかったけど」
「何で先に逝ったんだよパトリオット!!」
「うっ…うっ…うっ」
フロ-ラルはワタルやツバサの前で何とか気丈に振る舞っていたぶん泣き崩れた
「うわああああ」
ミネアが悲しそうに見ていた
「フローラル様…」
「すまないミネア少し肩を貸してくれるか…?」
「いいですよフロ-ラル様…」
フロ-ラルとミネアはいつまでも抱き合っていた
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