少年と青い猫

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レ『チッ………』 レインは舌打ちをしながら町を歩いていた ア《お前はすぐに絡まれるな》 レ『うるさいなぁ…あーキモかった……あの女供』 リーデル王国に入った瞬間に女3人に絡まれたレイン ア《まっお前らしいがな》 レ『何それ。全然っ!嬉しくないんですけど』 拗ねるレイン ア《それで?この国には七番の騎士がいるんだったか?》 レ『うん………第七の騎士………僕は2人しか騎士を知らないからね……“早く見つけないと”』 ア《しかし……どうやって見つけるんだ?》 レ『うーーん……手っ取り早いのは“ジーラ”が出てくれれば……って嘘だよ;;;』 キッとレインを睨むアディール ア《冗談でもやめておけ……ジーラなど“この世には不要な者”なのだから…》 【ジーラ】それは人のある3つの感情から生まれる悲しき魂の塊 悪魔と呼ぶ者もいれば怪物と呼ぶ者もいる “憎しみ”“悲しみ”“恐怖”から生まれてしまうジーラは他の者にまでその感情を植え付けてしまう レ『人を襲い、世界を闇に包もうとしているジーラを野放しなんて出来ないよ』
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