少年と青い猫

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レ『………………』 先ほどの笑顔は消え、真顔で男の横に立った 少し恥ずかしそうにしながら唇を尖らせた レ『お前、名前は?』 少し上から目線のレインに苦笑する男 ??『俺の名前はキース!君は?』 レ『レイン』 キ『レイン君か!よろしくお願いします!』 レ『何がだよ』 キ『何でもです』 ふふっと笑うキース レ『なに笑ってんの?気持ち悪いよ』 キ『レイン君は外見によらず毒舌なんだね;;;』 レ『ギャップがあっていーでしょ?』 ニヤリと笑うレイン キ『あはははははは;;;』 苦笑するキースをレインは不思議な面持ちで見上げていた レ(何だろ………何か異様な力を感じる……) これから待ち受けている“この国の本来姿”………豊かに見えるこの国の本性ををレインは見逃していた……
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