少年と青い猫

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ザッザッザッ……… ガサガサ! 月は沈み光なんてない森の中 ??『ハァ…ハァ…ハァ…』 息を切らしながら歩く少年の姿があった ??『もうすっかり日が暮れちゃったな~;;;』 ??《日ってなぁ……大分前から夜中じゃないか;;;;》 ??『にしてもこの森は深いな~…明日の夜までに本部に行けるかな~?』 ??《はぁ……森で迷おうが、砂漠で迷おうが、行く気はないのだろ?;;;》 ??『あはは。なーいなーい♪』 少年は笑いながら木に手をかけた ??『ふふ………でも本部の奴らは僕がいないとダメなんだよね~♪』 ??《わかっているのに何故帰ってやらないんだ?》 少年の傍らにいる青い猫 ??『だって僕、あそこ嫌いだし~…自由でいたいんだ!』 少年は軽々と木を登りだした ??《お前はいつだって自由だろ?》 青い猫も軽々と木に登る ??『どうだろうね?……………ほら…もうお出ましだ』
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