少年と青い猫

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ア《…………レ……ン》 ??『ん~…』 ア《レ……ン……レイ………》 ??『うるさいなぁ~…』 ア《レイン!!!!》 レ『ぅわっ!?』 ズルッ! レ『ちょちょちょ!!ぅわー!』 アディールの声で飛び起きた“レイン” 少年の名は“レイン” そうそれは先程の少年だった ア《何をやっているんだ…》 飛び起きた瞬間にアディールの背中からずり落ちたレイン それを素早くキャッチするアディール レ『……………………アディールゥ?』 ア《ふぃかたないはろ?》 キャッチと言うよりもくわえたといった方が正しいかもしれない 不機嫌そうに眉間にしわを寄せるレイン ヒョイッとアディールの背中に乗り直した ア《もう着くぞ……》 レ『お~…さすがリーデルだな……でけぇ』 下にはどこまでも続く海と町があった レ(でも…なんだろ。この感じは)
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