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サーベルside
サ「くっ・・・・・・さ、寒い」
風だけならどうとでもなる。だが今は風と雨が僕を襲う
彰「【森羅万象】は天候をも操る事が出来る魔法だ。サーベル、お前は戦闘技術も魔法も中の上だ。だがそれは学園、それも平地であり天候の影響を受けない場合での話だ。だからお前に足りないものは戦闘技術でも魔法に対する知識ではなく環境適応力だ【森羅万象】」
サ「危なっ!?」
急いで飛び退くと僕が立っていた場所に小さな山が出来る。森羅万象とか聞いたことない魔法をバンバン使ってくる彰だけどそれ以外はしてこない。だけど逆に此方も何も出来ない。近づけば今のように山が出来たり雷が落ちてきたりと妨害が起こる
サ「(この状況下じゃ勝ち目が見えない。考えるのんだ)」
僕は雨風の中、戦闘中1歩もその場を動いていない彰を見る
彰「考えるのはいいが自分が置かれている状況を把握しているのか?」
サ「凄ーくピンチって所かな」
彰「分かっているじゃないか【森羅万象】」
サ「鬼畜め!!」
今度は地面が割れ亀裂が僕に向かって伸びてくる。それを火の身体強化で回避しする
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