殺戮の決闘

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リ「ふぅ・・・ふぅ・・・ふぅ・・・」キッ 彰「・・・・・」 切り落とされた手を庇いながら彰を睨み付けるリリス 彰「どうだ?一方的な暴力になすすべもなく命を削られる気分は?」 リ「こ、こんなことして・・・無事で・・・済むとお思いですか・・・・・」 彰「あぁ思うね」 リ「なっ・・・!」 彰「これは決闘なんだ。だからテメェがどんな姿形に変わろうとも何も言われないし言わせない。それよかテメェは自分の親に恥を掛かせたも同じなんだよ」 リ「そ・・・そんなこと・・・・・」 彰「自分から決闘を申し込んでおいて無様に負ける奴がまともに扱われるわけねぇだろ?なぁ?」 リ「ッ・・・・・」 痛みからか悔しさからかリリスは下唇を噛み締める 彰「このままでもテメェは血を失いつつあり出血多量で死ぬ。だがそんな楽な死に方はさせない。もっともっと苦しんで死んでもらう。テメェの傲慢な性格も死ねば治るかもしれないな・・・・・それじゃいくぜ『零戦十連』」 彰が居合いの構えで技を繰り出そうとした時 「止めろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 彰「チッ・・・」 彰の頭上から声がし一つの影が彰に斬りかかる。彰は舌打ちをし後ろに後退する。居合いで斬ればいいのに 「勝負は着いてるんだ。もう止めろ!?」 リ「デューク・・・さま・・・」 彰「割り込みしてんじゃねぇよパスタ野郎!」 いや確かに髪の毛とか遠目でそう見えるけどさ
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