第1章 プロローグ

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 祐子の話が終わり、俺は祐子に聞いた。 「祐子、で、俺にどうして欲しいんだ?」 「真ちゃん、怪死よ、怪死!もしかしたら、怪談を装った連続殺人かも知れないのよ!連続殺人なら、名探偵の真ちゃんと助手の私がズバッと解決しなくて、どうするの?」 「はぁ?怪談に探偵が普通、出ないぞ!もしかしたら、祐子、怖いのか?」 「えっ!?べ、別に怖くて真ちゃんに送り迎えして欲しいな、何て思ってないわよ、多分」 「分かった、分かった、送り迎えは校門までで良いんだよな」 「ダメ、ずっと、守って!」 「おい、おい、祐子の大学、女子校だろう、教職以外男子禁制だろ?」 「大丈夫、大丈夫、理事長、校長、教頭の了承済みよ♪」
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