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人は皆、生を受けた時から死へと向かって生きている
寿命は神のみぞ知る……と言う事なのだろうか
あるドラマのワンシーンでの台詞
《生きたくても生きられなかった人がいる。生きている者達は、一生懸命生きなければ、その人達に申し訳ない》
当たり前の事なのかもしれない
ドラマのワンシーンだと思えばそれまでなのに、何故か、そのたった一言が、今の私には重くのしかかる
それも、勝手に思い込んでいるだけなんだと自分でも分かる
それでも、その人の寿命であり、人生を全うしたのだと片付けるには、あまりにも身近な人だったからこそ、父の意志を少しでも理解して、受け継いであげなければ、私が父の子としてこの世に生を受けた意味が無くなってしまうのではないだろうか
死に様が生き様だと言った人がいた
父の死に様……
後に、由緒ある方達の言葉を信じるなら、やはり私は父の意志を継いで生きていく事が私に与えられた課題なのではないだろうか……
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