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決して貴方の為に生きると言う意味ではない
貴方の生き方
子供の頃には理解してあげられなかった貴方の生き方
今の時代には、ほんの僅かな人にしかないかもしれない貴方の大切にしていたモノ………
人は死んでしまったら終わりだと思っていたけれど、死んでしまったからこそ、生の貴方の声が聞こえないからこそ、貴方は永遠に私の中で生き続ける
その存在は生きていた時の数倍も大きくなって私の中で永遠に生き続ける
でもね、私には私の人生もあるから貴方の願った人間には成れないとは思う
それでも、私は貴方と貴方の愛した人の間に生を受けた事を、誇りに思い、幸せを感じ、残された日々を悔いなく生きていく……
二人の子として、貴方達を選んで生まれてきて、本当に良かった
自分に与えられた命が終わる時、そんな貴方達の様に想ってくれる人が傍らに居てくれたら、私の生きていた意味が、もしかしたらそこにあるのかもしれない……
誰に伝わらなくてもいい
貴方に…… お父さんに私の心の声が届いてくれたら、私は生きている価値があるのだと信じています………
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