第1章

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STAR STORKS ~星のゆりかご~ 《世界観》 人類が滅んで1万年後の世界。 地球は、人類の残した機械生命体たちによって護られていた。地球の資源やテクノロジーを狙ってエイリアンたちが常に飛来していたのだ。 機械生命体たちは、自分たちの創造主たる地球人の再生を、ずっと試みていたが、1万年かかって、やっと1人の子供を産み出す事に成功する。 しかし残念ながら、その人数を増やすことは叶わなかった。 生命には寿命が有る。産まれた子供の時間を止めることは出来ない。 機械生命体たちは不憫に思い、子供を「他の人類」に逢わせる為に、旅立たせる事を決意した。 「他の人類」が存在する当ては、全く無かったけれど。 子供の介添え役として、3体の機械生命体が選出された。 子供が3歳の誕生日を迎えた日。 3体の機械生命体は、子供を「他の人類」に逢わせるため、別の銀河を目指して、エイリアンたちの包囲網を突破して征くのであった。 《キャラクター》 ・ダイキュリー 子供の介添え役として選ばれた、3体の機械生命体のうちの1体。 地球防衛軍の迎撃飛行部隊のエース。 明るく奔放な自我意識を備えている。 ・ギムレット ダイキュリーと同じく、選ばれた機械生命体。 地球防衛軍の強襲白兵戦専用ロボット。 寡黙で勇敢な性格。 ・モスコミュール ダイキュリー、ギムレットと同じく、選ばれた機械生命体。 地球防衛軍の宇宙艦隊旗艦であり、最高の知識と思考を併せ持つ。 冷静沈着で慈悲深く、他の者たちから信頼されている存在。 モスコミュールの内部には、子供の居住スペースや、整備部品の換装パーツの倉庫、水や空気の生産プラントなどがある。 船内には小型作業ロボットが沢山居て、ダイキュリーやギムレットはこれらを通じて、子供とコミュニケーションを取ることができる。 ・子供 顔はバイザーで覆われており、どんな表情をしているのかは分からない。 3歳になったとき、ダイキュリー、ギムレット、モスコミュールと長い旅に出る。 《ストーリー》 以下、セリフの際にはダイキュリーをD、ギムレットをG、モスコミュールをMとする。 モスコミュール、居住スペースにて、ダイキュリーとギムレットを投影した小型作業ロボットが3歳の子供を囲んでいる。 G「静かに眠っている」 D「出発前には、ちょうど良い」 M「そうですね。我が軍も、敵を押し返し始めたようです。今が好機です」
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