37人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
‐真司郎side‐
俺はさっき千晃と秀太に会ってしまい、戸惑っていった…
たぶん、察したやろうな…千晃をこの場から離れさせてくれた…優しいやつやな…(言い方は酷かったけど)
末「それで、話って?」
そんなことまで分かってたんか…
真「俺、他の学校に転校することにしたん」
末「ふーん。で?お前はそれでいいってわけ?」
真「千晃に会う顔なんてあらへん…それに、実彩子と付き合うことにしたんや」
末「あいつの親友だから?だから、そこまでするの?」
痛いところつついてくるな…(-_-;)そんなん俺やって分からんわ…
真「そうかもな…」
末「恋ってそんな簡単か?」
質問多い!!!「?」失せろ!!
真「分からん…でも、千晃には俺がおらんでも大丈夫やろ!!」
自分で言ってて辛い…
末「約束忘れんな」
真「おん…」
当たり前やん…忘れるはずないやん…
・ ・
末「後、千晃の気持ちも解ってやれ…」
真「珍しいやん…秀太が女子を名前呼びするなんて…」
末「気のせいだろ…じゃあな」
ほんま、変わらんな…そういうところ…
秀太やったら…千晃を任せられる……とは思えんけど…でも、きっと寂しい思いはさせへんやろうな…日高や直也や西子がおる…
俺が我慢すればエエんや…(ポロリ)
真「なに泣いとるんやろ!!」
さよなら…千晃(泣)
その後、真司郎と宇野ちゃんは転校した…
最初のコメントを投稿しよう!